職人の住む町
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1818年、車の付いた箪笥から始まった。豪華で木目を活かした茶褐色の渋い色調である。いずれも表面に贅をつくし、上質の欅(けやき)を使い、中は桐を使う。
船箪笥や仙台箪笥の飾り金具の良さを取り入れ、今の時代に合った豪華な作りとなっている。岩谷堂箪笥の金具は本来鋳物で優れた南部鉄器の流れを継いでいる。したがって分業で行われている。本来の金具は、極めて民芸調のあくの強いものである。これはこれで素晴しい。
及川氏は岩谷堂箪笥が作られた歴史から、仙台箪笥の流れ同様に飾り金具を板から精巧な絵柄を打出している。これらの木地から金具、塗りまでの作業全体を自ら作り納得出来る岩谷堂箪笥を考え、一貫して行なっている。


  家具作り職人の長男として岩手県江刺市で生まれ育った。少年時代は、器用さにおいては桁外れのところがり、周囲の者を驚かせていた。やがて東京へ上京、江戸指物の師匠のもとへ弟子入りする。5〜6年修行しないと、売れる家具は作れないと聞くが、彼の作った棚はわずか6ヵ月で売れ、師匠を喜ばせたとのエピソードを持つ。
  銅の金具を叩く事もあるが、あくまでも鉄という素材にこだわり続けている。鉄はケヤキとよく合う。特に鉄がさびてくるとなおさら良くなってくる。人間と同じで若い木は暴れるが、古木になると暴れず。家具に仕上げた時の狂いがほとんど出ない。樹齢400年の木でも伐採しなければ、あと1000年は生きる、下手に加工したらケヤキに申し訳ない。
 
  誠心誠意
   

 

職人名 及川孝一(おいかわ・こういち)
職人区分  
雅号又は銘 篁堂(こうどう)
生年月日 昭和12年10月10日
職種(種) 岩谷堂箪笥
作品(アイテム) 岩谷堂箪笥
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
技の種類や工程
現在の立場(役) 生涯現役、重要部分参加、指導的活動、経営管理
次代 他  


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