職人の住む町
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手作り手描き蝋燭を一貫して行なえるのは今一軒だけになった。現在は転写印刷で行なえる為、他の絵師がいなくなったことがその理由である。
1700年代から始まる絵蝋燭は結婚式、各種パーティー、インテリア、各種催事等に使われ、注文も受ける。巨大な出羽三山神社、御開山1400年大絵蝋燭奉納ギネスに記録されている。もともとは農家の副業として行っていた。原料はハゼの実から木ロウをとる。昔は貴重品であったゆえに将軍への献上品となった。絵付けはローソクの表面に豆汁を塗り顔料も布でこした豆汁を加えて使う。和蝋燭は煤(すす)の出が少なく長もちするとの事であった。

  高校卒業と同時に父を師として修行した。明治生れの父でしたので、厳しく手を取っては教えてくれず、人の仕事を見て覚えさせられた。父の気に入らないロウソクは全部壊されました。
  ロウソクは色々な形がありますが、絵柄は伝統的なもの、新しいもの又、時代に合った絵柄など工夫しております。
 
  生涯現役。
  娘なので別の仕事をしているし、三代目にはならないと思う。

 

職人名 富樫雄治(とがし ゆうじ)
雅号又は銘 富樫ろうそく店
生年月日 昭和7年9月15日
職種(種) 絵ロウソク
作品(アイテム) 絵ロウソク 出羽三山の巨大ロウソク 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
約10年
技の種類や工程
現在の立場(役) 生涯現役
次代 他  
   


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