江戸の誂え鍛冶、喬庸親方大正13年生まれ、ますます健在であります。喜幸氏も驚く程お父さんに似てきていますが、知り合いなどに言わせるとおじいさんの方に似ているということです。左久作の名前で誂えてもらうとなれば相当な価格になるのではと思いましたが、昔からの気風の良さで、実に普通の価格で提供しており、昔ながらの職人を感じます。プロの大工さんからの注文が多いのも分かるような気がします。最近は、鑿と切り出し型の小刀が売れているとのことでした。又、一般ではダマスカスと言われ、日本の鍛冶屋さんでは練り物と言う模様の浮き出た刃物が有りますが、これは昔からある技法で、親方も小刀や鑿などに頻繁に使っています。誂え鍛冶とは注文を受けて作る鍛冶屋さんですから、写真を取る段になるといつも作品が無くて困りますが、幸いにも鉄扇が製作途中でしたので取りあえず写しておきました。中に紙の扇が張りこまれます。結構注文がくるそうです。写真はご注文の際の参考にして下さい。 誂え鍛冶の誇りを常に感じる親方です。
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