職人の住む町
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16才からろくろの修業を始め平成3年プラチナ万年筆退社まで、ろくろを回し続けた。あらゆる最高級の万年筆を手掛け、射出成形が主となり、新製品の企画、立案にも参画した。
過去培って来たことを今に活かし、渡辺氏と組んで最高の万年筆を作っている。もちろん、ろくろは自ら担当する。ペン先の調整に合わせて軸の全てを手作りで行う。オリジナルの黒はエボナイト長さ、太さ、計算され尽した技術とその技を随所に発揮する。個人々の筆圧、角度などを記した筆記カルテを作り、あらゆる角度からその人にとって使いやすい万年筆はどういうものかをたちどころに判断する。

  昭和24年倉持製作所に弟子入り。昭和28年、プラチナ万年筆に入社。エボナイト中心に多くのろくろ製作に携わる。昭和47年、昭和天皇ご成婚50周年記念万年筆の製作スタッフとして参画。
  エボナイト製のペン軸成型は、刃物の切れ味が悪くなるので大変難度が高い。ろくろで成型したペン軸の表面の曲線が滑らかな点。
 
  千里の道も一歩から。
  目先の事に捕らわれないで、ろくろ職人の技を継承してもらいたい。

 

職人名 松原功祐(まつばら こうすけ)
雅号又は銘  
生年月日 昭和8年
職種(種) 万年筆
作品(アイテム) スタンダード、輪島塗り、他
技数(積)
次代、素人から始めて手伝えるような状態になるまでの期間
本人は40年。
技の種類や工程
手動(足動)及び自動、両方のろくろを使い、ペン軸の成型、リング等の勘合等。
現在の立場(役) 現役
次代 他  
   


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