職人の住む町
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野田の醤油樽。最盛期には菅谷氏の所だけで月産3万樽と日本一の生産量であった。樽屋は当時140軒職人総数1500人という。樽の神様と言われた菅谷菊二郎は義父にあたるが、氏の実家も又樽屋である。現在樽職人は、氏も含めて二人、キッコーマンを手掛けた職人、当時キッコーマンの副社長が氏の樽を指して容器でなく芸術品といったという。
製作にあたっては秋田杉と竹のたがで絞めていく。14枚の板がすっぽりとはまり神業である。たが締めは足と手全てを使う。手のように動く足である。
野田の樽の大きな特徴は力強い大きな竹タガである。実に味わいがある。

  生まれながらの樽屋で、門前の習いで覚え、特に職人の技を見て、身に付けたものです。
  角樽、酒器、ぐい呑み、花入れ各種が主で、人に負けない見てほしい所は、各種異なった竹の巻き方、特に角樽の角の反りの形体、芯のバランスの取り方等には私は誇る所があります。
 
  誠のある製品で、全力で天命に従う。古人、聖人の訓を読むこと。
   

 

職人名 菅谷又三(すがや またぞう)
雅号又は銘  
生年月日 大正10年5月11日
職種(種) 和樽
作品(アイテム) 角樽、片手徳利、ぐい飲み 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
技の種類や工程
一人で全行程をする。工程は大きく分け、竹削りー底蓋作りー組立
現在の立場(役)  
次代 他  
   


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