職人の住む町
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南端の師匠が水島輝伝説の名人である。水島の師匠が山田栄太郎といい大橋徳松(巨泉の祖父)そして岩城瀧次郎と並び称され、切子の礎 品川硝子にてイギリスのエマヌエル・ホープマンの弟子であった。したがって南端は山田栄太郎の孫弟子に当たる。切子の正統であり、名人の後継者と言える。製作中の集中力はまさに驚嘆にあたいする。根気と技は回転する各種円盤に生地を押し付け、作業の繰り返しが続く細かい模様の当たりは数本の線だけ、柄が次第に浮き上がり描かれて行く。切子職人を見るたび思うことだがまさに神業、魔法の手から絵柄が飛び出して来る。

  昭和20年8月HOYAクリスタルに入社。その後、水島輝伝統の切子名人と誰もが認める親方に師事し、昭和30年8月に独立。
  深い彫りは深い輝きにつながる。どんな彫りでも若しやや再現が出来る技量を持つ。日本の代表的技の使い手のひとりでもある。
 
  生涯現役、喜んでもらえる作品
  技術を高め、作品迄こなせないと生残れない!

 

職人名 南端久司(なんば・きゅうじ)
雅号又は銘 久司(キュウジ)
生年月日 昭和3年3月6日
職種(種) カットグラス(江戸切子)
作品(アイテム) ガラス器のすべて
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
2〜3年、ここからが難しい。センスのない人はいくらやってもダメ。
技の種類や工程
創世紀から伝承された基本技・基本模様をさらにアレンジ、常にオリジナリティを競う。
現在の立場(役) 優秀技能者人材活用バンクや産業スクーリングバンクなどにて指導的立場
次代 他  


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