職人の住む町
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初代涌井弥兵衛は1841年から新庄東山焼を開窯した。戸沢藩御用窯である。特徴は『出羽の雪かげり』と言われている味わいのある鮮やかな青い色のなまこ釉、そして鉄釉、そば釉等家伝の釉薬を使っている。初代がこの地に止まる事を決意したのは良質の陶土が豊富にあることであった。その時代より、誰からも親しまれ日常生活の中で使ってもらえる陶器を作ることが家憲である。
現在はこの家憲を守りながら一般陶器、茶器、花器などを中心に狸、芭蕉立像などの置物も作っている。現在、5代目の息子にあたる正和氏は新庄東山焼を仕切る主である。

  昭和55年、五代涌井弥瓶の長女と結婚し作陶を始める。
  伝統的な家伝の釉(ナマコ釉、そば釉、鉄釉など)の他、木葉天目、焼メ(自然釉など)を焼いている。
 
  日々こつこつ。自分、他人に正直に。
  昨日より今日、今日より明日。日々修行。

 

職人名 涌井正和(わくい・まさかず)
雅号又は銘  
生年月日 昭和29年11月11日
職種(種) 新庄東山焼
作品(アイテム) 鉢、皿、花入れ、花瓶 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
5年、土は代々、自分の山から掘っている。土に合った釉薬や焼き方など。
技の種類や工程
江戸時代(天保12年)から続く技法と穴窯を使っての焼メ。
現在の立場(役) 現役
次代 他  


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