根付 ・「 七福神 弁財天 」 |
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品番 | 7-15-4s |
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材質 | 本象牙 |
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サイズ | 高21mm × 横24mm × 厚18mm |
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価格 | 23,760円(税込) |
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知性と才覚を主として齎し、そしてのちの幸せまで運ぶ仕事をする女神です。
元はインドの河水や農業の神だったそうですが川のせせらぎを音楽として、 そこからまず音楽の神とされます。 後に言葉の神と習合し、様々な学問に秀でた知恵の「弁」「才」天と呼ぶべき神になりますが、 弁舌の神と言う側面はこれに起因しています。学術と言っても元は、武芸から 音楽まで幅広い力を持っていたインドの神様の側面から来ています。しかし顔は三面あり、 手を何本も持ち、その全てに武器や楽器などの多彩な物を持つ能力の高い美貌の神様だったようです。
日本では天照大神と素戔嗚尊の娘である水神の市来姫が、先の水の神様と近い神であり、またその神と おそらく同一であろうとし、芸術と音楽を司る部分を象徴とする多芸多才な万能の女神として描かれました。 それが弁財天です。多才で器用で知性的である故に愛嬌のある神だったともされています。 学問などの、研鑽の必要な事物の大成や、芸術的行為、小さなことでは日々の習い事など、 学ぶ人に福をもたらす神様として人気を集めてゆきます。これにより後に七福神とされます。 弁財天は赤い衣と楽器で彩りのある華美なイメージがややありますが、実際には何かを習得したり、 成就したいと言う地道さにこそ学才を与え、福を齎す神です。 なお、弁財天と言う表記は財宝、美を恵むという吉祥天と同列にされることにより、後に変えられた 一文字とのことです。また豊穣は水神であることに由来し、水辺は広く文明に必須のものです。