板彫りは人物の周辺の環境も彫る。レリーフ的な薄肉彫りではない。様々な技が必要となる。しかも全体の中で主役が光り、且つ全体の遠近感も大切な要素。各地から、各種社寺彫刻や山車、御輿などの注文が来る。合間を縫ってループタイなど小さな飾り物などを創ったりもする。又、富岡八幡のまるで小屋のような恐ろしいほど大きな日本一の御輿や石原裕次郎の仏壇彫刻も親方が彫った。
特に山車彫刻は江戸の板彫り彫刻師の粋と張りが結集する。腕の見せ所で自然と力が入る。各地の山車を新規から修理まで扱っている。息子
秀太氏は能面打ちで、既に能舞台で使われている。親方の血を継いだサラブレッドで今後マークしたい筆頭の若手職人と言える。
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