職人の住む町
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人物的にも実に感じが良い。本物の職人の姿である。特別な時しか着なくなってしまった着物文化の中で、どう生き抜くのかが常に問題となる。特に、こうした絵に関わる職人の大半が世の中に流され、居心地が良く、聞こえの良い、俗っぽい方向へ走る。
自己申告作家である。実に見栄えが悪いのに、気がつかない。
世間からほんの少し注目されただけで作家風を吹かす。本物とは自己が見える職人である。親方はそうした事など意に関せず我が道をいく。人間としても、どれほどこちらの姿勢が大きく、素晴らしく思えることか。
自然体で自然の中に立ち、色々な音や色を感じられる親方、何をしているのかを耳を澄まして聞いている親方の作品である。
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