粋と洒脱を旨とする江戸扇子、かの井原西鶴をして、「友禅斎の扇子を持たなければお洒落とは言えない」とまで言わしめた。これを平成の友禅絵師が挑戦しお洒落を極める。
―日本職人名工会ならではの、扇子職人と友禅絵師のコラボレーション ― 来夏からの本格的な始動を前に限定試作をお願いしました。ご堪能下さい。 両者の優れた特徴をご参考までにご紹介しましょう!
友禅染めは当時人気絵師であった宮崎友禅斎が創始者です。 極めた染料と糊による防染の技を試行しながら、手書きの絵を描く要領で染め上げることを成功させました。他に類を見ないほど華やかで色鮮やかな友禅染の原型です。初期の作品には墨絵を付けた実験的なものも見られ、その試行錯誤が窺えます。 次第に,「友禅模様」と呼ばれる簡略化された動植物、器物、風景を、自由に描き出す形が確立していきます。江戸時代以前の質感のある模様染めの柄、例えば絞り染め・刺繍・描絵といったものにまで自由な表現技法が加えられます。こうした様々な手描きの染技法を京友禅は蓄積しながら、全国に伝播します。 加賀友禅、江戸友禅など地域の特徴をさらに加え各地で花開く事になります。
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